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薬剤師・杉本 忠嗣が考える薬と体、世界情勢のこと(ブログ)

ミュンヘン安全保障サミット(3):サウジ国リヤドで米露高官会議を開催●米露直接対話で、ウクライナもEUも蚊帳の外!!

2025-02-20
ナント、ゼレンスキー大統領を「独裁者」と呼ぶ!!
静岡(2025年2/21)
静岡(2025年2/19)
BSフジ20250218
静岡(2025年2/20)佐藤優
静岡(2025年2/20)
テレ朝20250220
日経(2025年2/20)
ヤルタ会談20250220テレ朝
静岡(2025年2/18)
BS日テレ20250217米の質問状
当事者(ウクライナ・EU)抜きで和平停戦協議するとは・・・異常(#^ω^)
露プーチン、ナニを突然、言い出したのか?? 2020年米大統領選でトランプ当選していれば「ウ露戦争は起きなかった」と! 言いたい放題
一方、米トランプも同調して、ゼレンスキーは選挙で選ばれた ウ国大統領ではないと!

218サウジ国リアドで開催された米露高官会談は、21世紀のヤルタ会談と揶揄。
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ゼレンスキー大統領“トランプ氏は偽情報の空間に生きている”
NHK:2025年2月20日 8時25分


アメリカのトランプ大統領がウクライナのゼレンスキー大統領の支持率が4%だと発言したことについてゼレンスキー大統領は「トランプ氏は偽情報の空間に生きている」と述べ、ロシアの影響を強く受けていると警戒感を示しました。

アメリカのトランプ大統領は、18日、ウクライナで大統領選挙を実施すべきだという考えを示唆するとともにゼレンスキー大統領の支持率について「4%の低さだ」と発言しました。

これに関してゼレンスキー大統領は19日、記者会見し、トランプ大統領について「アメリカ国民のリーダーとして非常に尊敬しているが、残念ながら偽情報の空間に生きている」と述べ、ロシアが発信する偽の情報を信じるなど、ロシアの影響を強く受けていると警戒感を示しました。

その上で「何者かが今すぐ私をかえたいと思ってもそうはならないだろう」と述べました。

ゼレンスキー大統領の支持率をめぐっては、ウクライナの調査機関「キーウ国際社会学研究所」が19日、今月4日から行った世論調査の結果を公表し、去年12月に行われた前回の調査結果と比べて5ポイント上昇し、57%だったとしています。

停戦をめぐってアメリカとロシアの高官による会合が18日ウクライナが出席しない形で行われる中、ゼレンスキー大統領はトランプ氏への不信感も募らせているとみられます。

ウクライナ市民 トランプ大統領を批判
ウクライナの首都キーウの市民からは、ゼレンスキー大統領の支持率は4%だと主張したトランプ大統領に対し、疑問や批判の声が上がりました。

70歳の女性は「4%という数字を信じていない。私はゼレンスキー大統領を100%支持している。このような困難な時期に私たちの国を1つにまとめることができた人だ」と述べました。
そのうえで「ロシアではうその情報があふれている」と話し、トランプ氏がこの数字をロシア側から得ている可能性もあるとしました。

60歳の男性は「支持率が4%というのは作り話だ。私は当時の選挙では、ゼレンスキー大統領に投票しなかったが、その数字は真実ではない」と述べました。
そして「トランプ氏はロシア側に立っている」と述べ批判しました。

トランプ大統領 ゼレンスキー大統領を“選挙なき独裁者”
一方、トランプ大統領は自身のSNSに、ゼレンスキー大統領について「選挙なき独裁者」と投稿し、強く批判しました。

トランプ大統領とゼレンスキー大統領の間の溝が浮き彫りになっています。

トランプ大統領は19日、SNSへの投稿で、「ゼレンスキーは勝てない戦争に突入するため、アメリカに資金を費やすよう求めた」と指摘するとともに、「私はウクライナを愛しているが、ゼレンスキーはひどい仕事をしてきた。彼の国は粉々になり、多くの人が亡くなった。そして、それは続いている」と主張しました。

そして「彼は選挙を拒否し、ウクライナの世論調査で非常に低迷している。選挙なき独裁者であるゼレンスキーは迅速に行動しなければ国がなくなってしまう」としてゼレンスキー大統領を「独裁者」と呼んで強く批判しました。

さらにトランプ大統領は同じ投稿で「われわれは戦争を終わらせるための交渉に成功している」として、停戦に向けたロシアとの協議が前進しているという認識を示しました。

トランプ大統領がこの投稿を行う前に、ゼレンスキー大統領は記者会見で「トランプ氏は偽情報の空間に生きている」と述べ、ロシアの影響を強く受けていると警戒感を示しました。

CNNテレビは、ホワイトハウスの当局者の話として「トランプ大統領の投稿は、ゼレンスキー大統領の発言への反応だ」と伝えていて両首脳の間の溝が浮き彫りになっています。

トランプ大統領の投稿にヨーロッパ各国が反応
トランプ大統領が19日、SNSにウクライナのゼレンスキー大統領について「選挙なき独裁者」と投稿し、強く批判したことについてヨーロッパ各国が反応を示しています。

このうちドイツのショルツ首相は、19日、SNSに投稿し、「3年近くにわたりウクライナはロシアの容赦の無い侵略から防衛を続けてきた。毎日だ。ゼレンスキー大統領の民主的な正当性を否定するのは単純に間違っていて危険だ。ゼレンスキー大統領は選挙で選ばれた国家元首だ」として、トランプ大統領の投稿を批判しました。

イギリス首相府はスターマー首相がゼレンスキー大統領と19日夜、電話会談したと発表しました。

声明で「首相はウクライナの民主的に選ばれた指導者としてのゼレンスキー大統領に対する支持を表明し、第2次世界大戦でイギリスが行ったように戦時中に選挙を一時的に停止することは、完全に合理的であると述べた」として、トランプ大統領の投稿への直接の言及は避けましたがゼレンスキー大統領への支持を強調しました。

スウェーデンのクリステション首相は19日、報道陣からの質問に対し、「正しくない説明だ。戦争を始めたのはロシアだ。ゼレンスキー大統領は民主的に選ばれている」と述べました。

そして、ソーシャルメディアで激しい内容の投稿があったとしても冷静にふるまうべきだと強調しました。
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ルスラン・ステファンチュク議長=2025年2月21日、キーウのウクライナ議会、藤原学思撮影© 朝日新聞社
 ウクライナ議会のルスラン・ステファンチュク議長(49)が21日、首都キーウの議会で朝日新聞の取材に応じた。
米国から求められている大統領選の実施について、ロシアによる全面侵攻を受ける間は不可能だとの考えを示した。
 ウクライナでは法律の規定により、戦時体制下では大統領選や議会選を実施することができない。
また、憲法で、現職大統領は選挙を経て新大統領が就任するまで権限を持つと定められている。
 トランプ米大統領はウクライナのゼレンスキー大統領について「選挙を経ていない独裁者」と批判した。
ステファンチュク氏は「彼は民主的な選挙で選ばれており、独裁者ではない」と強調。
戦時下に選挙をすべきではない理由として、
▽戦場にいる兵士たちが参加できない
▽難民になった在外有権者が数百万人にも及ぶ
▽国外から来る選挙監視団の目が行き届かない可能性がある――と語った。(キーウ=藤原学思)
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