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薬剤師・杉本 忠嗣が考える薬と体、世界情勢のこと(ブログ)

SpO2(%)酸素飽和度とパルスオキシメーター数値について。

2021-08-14
正確な医療機器ですが、±3%の誤差を生じると考えます。
毎日(2021年8/13)
呼吸器学会2020
読売(2020年9/12)
呼吸器学会
数値の見方に注意!!
日経(2021年8/24)
医師が慢性呼吸不全を診断する際には、SpO290%以下となっていますが、
今回に新型コロナは急性呼吸不全であり、更には、パルスオキシメーターの誤差▲3%も考慮して93%以下となっています!
入院病床がひっ迫して、困難な中より重症化リスクの高い患者さんを選別しようと考えられたスコア制では、
・SpO2:90-93% +5点
・ 同:85-89%  +7点
・ 同:84%以下 +10点
となっています。
早期「急性増悪」の発見に、パルスオキシメーターは極めて有用です。
1点だけ注意を!!最後のスライド写真に注目。
●医療従事者は、その数値を理解していますが、一般人は慣れていないので、その数値を逆に読む・見る間違いが生じています!
96 ⇒ 69 ではありません!
86 ⇒ 98 ではあり得ません!

#SpO2
#パルスオキシメーター
#逆
#見間違い
#読み間違い
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